2007年07月13日

イン・ザ・プール

in the pool.jpg

「イン・ザ・プール」奥田英朗著。

友人がすごくお勧めしてくれて、読んでみたらすごーく面白かったので、私もお勧めします。
伊良部一郎という精神科の医者が、ちょっと変わった症状をもつ患者さんたちを治療(?)していく話。


治療といっても、全然お医者さんらしくない方法でびっくりします。

たとえば、表題になっている「イン・ザ・プール」という短編は、プールで泳ぐことの依存症になってしまった人の話。
伊良部先生がどうするかは、読んでからのお楽しみなんですが、
まあ、どっちが患者かわからないっていうか。
超、強烈なキャラクターです。
で、結果的に患者さんは元気になっていきます。

そしてなんだか読んだあとに、スッキリするっていうか、すがすがしいっていうか。

社会の中での精神的な病気って、そのことを深刻にとらえないのが一番の治療法なのかも、って思ったぴかぴか(新しい)

伊良部のような人がいたら、絶対に会いたい。
短編が5話入ってるので、5回楽しめるのもベリーナイスでした。

続編の「空中ブランコ」も取り寄せ中。
posted by Aiko at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

悩み対処法

デール・カーネギー著『道は開ける』

J.jpg

原題は、「How to stop worrying and Start Living」
心配するのをやめて暮らし始める方法。
世界的な名著を「今さら」ですが。

同じデールカーネギーさんの本では、姉妹書『人を動かす』が世界的にとても有名で、コミュニケーションについての秘訣などが書いてあるが、
こちらの『道は開ける』には、あらゆる人に共通する「悩み」の実態とその対処法が書かれてある。

「人を動かす」はだいぶ前から知っていたんだけど、
「道は開ける」は読んでいなかった。
なんでもっと早く読まなかったんだろう!と思った。

とても心に残った一節がある。
気にする必要もなく、忘れてもよい小事で心を乱してはならない。
「小事にこだわるには人生はあまりにも短い」


これは「些細なことにこだわってはならない」という章で書かれている言葉。
この他にも、
「就寝時までひたすら今日一日のために生きよう」(過去を思い悩んだり、未来のことを心配するよりは)
「意志の力でどうにもならない物事は悩んだりしないこと」
など、「ほんとにそうだな〜」と感じることが沢山あった。
ついでに日本語の訳も素晴らしくて、読みやすかった。

悩みって、もしかしたら自分が作っているものかもしれない。
自分はけっこう悩む必要のないことで悩んだりしていたかも。

人間って、本当にいろんなことを考える。
自分の人生は、やっぱり自分の思考が作っていくものだと思うので
思考パターンは大切だ。
自分はまだまだだけど、
いい思考パターンで生きていけるようになりたい。



posted by Aiko at 00:00| 大阪 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月25日

レバレッジ・R

面白い本に出会いました。

obW.jpg

100倍の利益を稼ぎ出すビジネス書「多読」のすすめ
『レバレッジ・リーディング』(本田直之著 東洋経済新聞社)

本は最高の投資対象であるとして、
有用な本の探し方や、効果的な読書術について書かれている。

一番参考になったのは、本はガンガン汚してよい、というくだり。
@読むときは自分が大事だと思う箇所に線を引きながら読む。
A自分のアイディアがあれば書き込む
B線をひいた箇所をメモにまとめる。(ワードでベタ打ち)
Cまとめたメモをしばらく持ち歩き、ことあるごとに見返す
Dメモがたまってきたらジャンルで分類しいつでも見れるように保管する。

読んだあとにまとめる。ちょっと大変そうに聞こえるけど、
忙しい著者が時間をやりくりしながら編み出した方法なだけあって、実は本の内容を自分のものにするためには最も効率的な方法だと思う。

ほかにもいろいろ目からウロコ情報がいっぱい。
本ばっかりたまって中身が全然身に付かないよ〜とお悩みの方は読んでみてはいかがでしょうか。

ちなみにビジネス書対象です。
小説とかは、まとめちゃダメですよ。

私もさっそく1冊まとめてみた。
私のレバレッジメモ(word file)をアップします。
興味のある方はどうぞ。
Sell the fallen apples.doc
『落ちたリンゴを売れ!』
(箱田忠昭(フォレスト出版)

著者によると「メモを作った後の本は出がらしのお茶の葉と同じ」。
出がらしのお茶の葉は、この春就職する弟にあげることにする。




posted by Aiko at 00:00| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月17日

助言者

すべての起業家に対して、次のように忠告したい。

あなたのやりたいことがはっきりしたら、同じことをやった経験のある人物を見つけることだ。
単に経営者としての才に恵まれた人ではなく、あなたを導いてくれる経験豊かな起業家や実業家を探さなければならない。
彼らは地雷原に埋められた地雷を見つけだす術を心得ているのだ。
大胆に考え行動し、その結果成功した経験を持つ人間は、あなたが同じこと手がけようとするときに助けてくれる。
あなたの価値観と熱意に共鳴し、惜しみなく助言する人物は、あなたが苦しむ時には支えとなり、成功した時には自分のことのように喜んでくれる。


『スターバックス成功物語(原題Pour your Haert into it)』
ハワード・シュルツ、ドリー・ジョーンズ・ヤング著
自分が実現したいことを見つけたら、
それをすでに実現した人に助言を求めること。
スターバックスのCEOであるシュルツ氏は、そうやって事業への助言者、パートナーを探してきた。

私も自分がしたいことを実現した人を探してみた。
が、自分がしたいことがまだクリアでないことに気づいた。
私の場合、まずそこからだ。

夢は一人で達成しなくてもいいんだなと思った。
自分の夢に、どんどん人を巻き込んでいくことで
共通の夢になる。

「大きな夢を持つことです」とシュルツ氏は言う。
ただの夢ではなく、「大きな夢」。

この本、400ページもあって、まだ読み終えていないんだけど、
予想以上に濃い本だ。
しばらくスターバックスに没頭しそうです。
posted by Aiko at 22:02| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月01日

読んでほしい本

「ルワンダの大虐殺」の話を聞いたことがあるでしょうか。
日経新聞の広告欄でこの本の記事を見つけた。

[タイトル] 生かされて。
[著者] イマキュレー・イリバギザスティーヴ・アーウィン
[種類] 単行本
[発売日] 2006-10-06
[出版社]..



著者のイマキュレーさんは、ルワンダ人。
この本は、ルワンダの大虐殺について書かれた本だけど、
同時にイマキュレーさんの家族の物語である。

非常に読みやすい文章なんだけど、読み進むのが怖い。
内容はアマゾンのカスタマーレビューに詳しく書かれている。

出張中に読んだのだが、移動のバスの中、飛行機の中、夢中で読んでいた。
そして読んでいるあいだ、涙が止まらなかった。
(注:私はすぐ泣く方だけど)

たくさんの人に読んでほしいと思ったのは、
この事実は知られるべきだと思ったから。
まず知ること。
そこから、心の中の平和の砦は築かれていくと思う。
posted by Aiko at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月16日

クリスマスの思い出

クリスマスの思い出.jpg

「クリスマスの思い出」(原題:A Christmas Memory)という本がある。

著者はトルーマン・カポーティ。
訳は村上春樹さん。
挿し絵は山本容子さん。





今年のお正月に、地元の図書館でたまたま見つけた。
薄い絵本のような小さな本で、すぐに読めてしまう。

ちょっと前に読んだ雑誌記事で、誰かが
「クリスマス前には、必ずトルーマン・カポーティの
『クリスマスの思い出』を読んで、クリスマスを味わいます」
と書いてあった。

この本のことだったんだ、と思った。

ストーリーは、ここには書かないが、
「人と人をつなぐもの」が、物語の中が静かに生きている。

読むと心がほあっと温かくなり、
雪の降る音が聞こえ、
フルーツケーキを焼く香りが漂ってくる。

みなさんも探してみてください。


posted by Aiko at 00:06| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月30日

ワイルドスワン

今、ワイルドスワンという本を読んでいる。
ワイルドスワン1.jpgワイルド.jpg

原題は『鴻』。「Wild Swans, Three daughters of China」
著者の祖母、母、そして著者自身の人生の記録である。
物語は、著者の祖母の満州国での暮らしから始まり、その後、中国の現在の共産主義が確立されるまで時代の中で、著者たち家族が生き抜いていく様子が書かれている。

難しそうだな、と思いながら読み始めたが、意外にスルスル読める。
文章がおどろくほど簡潔で読みやすい。
また、自分の想像力をはるかに超える現実がリアルに書かれていて、時代背景がよくわかる内容である。
1931年〜の話だから、そう昔のことではない。そのことが驚きをより強くする。

「祖母も母も私も、異常な時代と異常な社会に翻弄されながら生きてきました。とほうもなく残酷な時代であり、それだけになお、崇高な人間性が強い光を放った時代でもありました。
今日の欧米や日本の比較的平穏な暮らしの中では、当時の異常な行為はなかば忘れ去られ、社会の表面に出る機会はありません。
ワイルドスワンは、極限状態のなかで人間は何をするか、何ができるかを書いた本です。」
(著者まえがき「日本のみなさんへ」より)


著者は今イギリスのロンドンに住んでおり「別の星にいるようだ」と書いてあった。
確かにこの本の内容は、今の日本からみても別の星にいるような世界だ。
その異質な部分もありながら、家族を思う気持ちや親子の愛などには共感した。

この本は、あくまで、中国のある家族の視点で書かれている物語であるが、
私は歴史の一部として知っておきたいことだと思う。
今の日本の平和さ、自由も再認識した。読んでよかった。

それにしても世界は広い。そして歴史は深い。


posted by Aiko at 08:50| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月01日

妹たちへ

「妹たちへ」〜夢をかなえるために、今できること〜(日経WOMAN編)

妹たちへ.jpg

「若いころはみっともなくていい」
「まわり道が夢への近道」

第一線でパワフルに活躍する女性たちが、20代、30代、40代を振り返って後輩たちへ贈るエッセイ集。


編集長の野村さんによると、なるべく仕事の基礎固め期を書いてください、と依頼したとのこと。
仕事の基礎をどう築いてきたのか、今の仕事でいこうと思い始めたのはいつか、どのようにしてチャンスをつかんだのか、などが確かに書かれてある。
一生懸命(というよりも必死)に生きてきた女性たちが、自分で書いた実話である。

27人の書き手は、年齢も職業も家族構成も(文体も)様々である。
(表紙をクリックして拡大して見てください。名前が載ってます)

しかし、読み進むうちにうっすらと共通点が見えてきた。

@20代、30代のとき「自分はこれでよいのだろうか」と悩み、迷う時期を経ていること
Aでっかい失敗談があること。それによりある程度の腹をくくっているため余裕があること。
Bどの人も、特別天才!というわけではないが、特別なガッツがあること。
 負けず嫌いであったり、人の数倍の努力をしている時期がある。

この3つのことは、どの人のエッセイにも共通していた。

私は以前は『男性は特別扱いしないのに「女性」を特別扱いするのはおかしい!』と思っていた。
が、今は違う。

女性の生き方は、明らかに男性のそれとは、力の入れどころが違う。
女性だからこそ、生き方に「自分らしさ」を出せばだすほどいい感じになるのではないか、とさえ思う。

だから、いろんな事例を知りたい。そんなとき、この本は実にタイムリーだった。

今、自分が人生について悩んでいたり、いろんなことの岐路に立っているなあと思う人がいたらこの本はお薦めです。

私には実際に3人の妹がいる。
いつか、その妹たちや後輩たちにこんなエッセイを書けるくらい、いろんな経験を積んでいきたいと思った。


posted by Aiko at 00:00| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月27日

見事にはまった

最近見事にはまりました。

『ダ・ヴィンチ・コード』です。

上中下と3冊あるのだが、読み始めたらとまらないのだ。
主人公と一緒に、いろんな暗号を解いている気分になる。

・世界史やキリスト教史に興味がある人
・ルーブル美術館に行ったことがある人
・最近熱中するものがほしい人

にオススメします。

今年の課題図書が15冊あるのだが、まだ1冊しか読めていない。
代わりに、この本のように突発的に興味を惹かれる本ばかり読んでいる。

本当に読書しようと思ったら、時間とエネルギーがないとできないわ、
と思う今日このごろ。

posted by Aiko at 00:00| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月05日

未来を信じる

「トスカーナの休日」っていう映画を観た。

夫に裏切られ、離婚して傷心のアメリカ人女性(ダイアン・レイン)が、
イタリアのトスカーナ地方をめぐるツアーに参加し、
そこで見た古い屋敷をその場で買い、そこに住み始める。

主人公は人生に疲れ切ってイタリアを訪れるが、
トスカーナに住み、美しい自然や優しい人々に出会っていくうちに
とても生き生きとし始める。

映画の中で、主人公が家を買ったことを後悔して泣くシーンがある。
「たった一人なのにこんなに大きな家を買って、私はバカみたい。
でもいつかこの家で結婚式をして、家族を持ちたいのよ」

そう言って泣く彼女に、友人の男性がこう話す。

「オーストリアとイタリアの間にセンメリング峠がある。
アルプス山中の険しい峠に、ウィーンとベニスを結ぶ鉄道が敷かれた。
列車が走る予定はなかった。
そのずっと前に線路は作られた。いつか列車が通るのを信じて。」


彼の話はそこで終わったが、主人公はそれを聞いて笑顔になる。
そして映画のラストシーンで、彼女の夢は・・・、
これから見る方のために、ラストは書かずにおきます。

未来のことはわからない。
わからないから、不安になる。という人は多い。私もそうだ。
けれど、いつかきっとそうなる、と信じる気持ちがあれば
それは実現するような気がする。

一つだけ言えるのは、何もせずにただ何かを待っているだけでは
物事は好転しない、ということ。
先の保証はないけれど、自分を信じて、未来を信じて、ときには「エイヤッ」と
飛び込むことだ。

人生で起こる最悪のことは、
実は次に起こる最高に幸せなことへの始まりだったりする。
やってみなくちゃわからない。
一度しかない人生、自分にとって、最高で素晴らしいものに。

ちなみにこの映画を観るとイタリアに行きたくなっちゃいます。

posted by Aiko at 11:34| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月29日

セカチュー

今日、テレビで映画版「世界の中心で愛をさけぶ」を観た。
本がベストセラーになって、ドラマにもなったりしたのは知っていたけど、
本も読んだことがないし、ドラマもみたことがなかった。

それで、なんとなく、期待なく見始めたところ、久々に泣いてしまった。

ここではスジは書かないけれど、
作り方がうまい、映像がきれい、俳優がきれい。
主役の男の子も女の子も、残り少ない日々を一生懸命に生きる。
それがものすごく切なくて、胸をうつ。
悲しみが、まるで自分のことのように感じられる。

ほんとに、自分の寿命がいつまでかなんて、誰にもわからないんだから、
いつも悔いがないように生きたい。
特に人に接するとき、よく「一期一会」っていうけど、
「またこんど」って思っても、「今度」があるとは限らない。

映画なんだけど、入り込んでしまった。
それくらいいい映画だった。
参りました。



posted by Aiko at 23:56| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年05月03日

流学日記

すごい本に出会ったので紹介します。

流学日記.jpg
「流学日記」(岩本悠著)

著者の岩本悠さんは、20代。
5年前、大学2回生のとき、それまでの「何の不満もない人生」をこのまま過ごしていいのだろうかという疑問をもち、流学に旅立つ。

流れた国は20カ国。
台湾、タイ、ラオス、ミャンマー、バングラディッシュ、インド、チベット、パキスタン、アフガニスタン、イラン、トルコ、シリア、レバノン、ヨルダン、エジプト、ウガンダ、ケニア、ニュージーランド、オーストラリア

NGOなどの開発援助団体などにお世話になりながら、地震後の復興作業、マザーテレサの愛の家、ピラミッド盗頂、キリマンジャロ登頂、日本大使館へ大使に会いに行ったり・・普段できない体験が山ほどつづられている。

面白かった。
この本には、きれいとか汚いとか、良いとか悪いとか、ではなく、ものごとがありのまま書かれている。
物事が多様すぎて、自分の価値観なんか海の中のプランクトンくらいに見えてくる。

20カ国の異文化や出会う人などの話も読み応えがあったが、それ以上に、著者の岩本さんの内面の受け止め方がとても純粋で自然だと思った。
否定も批判もせず、自分とは違うものを受け入れながら、岩本さん自身の考え(心)が、どんどんでっかくなっていく様子が日記を通じて伝わってきた。

途中、ガールフレンドにあてた手紙の中で、岩本さんはこう書いている。

「僕は日本人を卒業します。
 僕はもう東京人でも日本人でもない。人です。人類の一員です」


<国籍>というラベルをつけない方が、その人自身をよく見られる、と書いてある。
「土佐藩士ではない。自分は日本人だ」と言った坂本龍馬を思いだした。

この本を読んでいると、「人の可能性は無限」ということをあらためて感じる。
著者は、この本の印税でアフガニスタンに学校を作ったそうだ。

「一度しかない人生をどう生きるか」
その答えは自分しか見つけることはできないが、
その方法は、この本から学ぶことができる。

ちなみに、マンガのドラゴンボールが好きな方および、失恋したての方にも、
この本は元気をくれる。

ぜひ読んでみてください。
posted by Aiko at 14:47| 大阪 | Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月17日

モリー先生との火曜日

「モリー先生との火曜日」という映画を観た。
難病で残りわずかの命のモリー先生が、大学時代教授をしていたときの教え子に「生きること」についての話をする。

その主人公(教え子)は、恋人はいるけど結婚はしていなかった。
「なぜ愛することを怖れるのだ?失うことが怖いからか?
 生きることは愛することだ。私たちは愛し愛されなければ、死ぬ」

モリー先生のこの言葉を聞いて、主人公は恋人にプロポーズすることを決心する。
締め切りに追われていた仕事のしかたをやめ、愛する人を大事にし、充実した日々を送るようになる。

「生きるとは愛することだ。私たちは愛し愛されなければ、死ぬ」と
モリー先生は言った。

広い意味での「人間愛」「家族愛」も当てはまるだろうけど、
やはり自分にとってのたった一人の誰か。「愛する人」の存在は大きい。
というか、必要不可欠だ。

その人は、私にとっての愛する人であり、
その人にとっても、私は愛する人。

なんか不思議だ。
でも生きるってそういうことだと思う。
誰がなんと言おうと「生きることは、愛すること」なのだ。

posted by Aiko at 23:01| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年01月10日

オットコ前の仕事

映画カンフーハッスルを観に行ってきました。
kanfu

私は、主演のチャウ・シンチーがものすごく好きだ。
初めてみた映画は「少林サッカー」で、一度観て大好きになった。
チャウシンチーは、この2本の映画で監督、脚本、主演をしている。

「小林サッカー」は、観る人をとことん楽しませる要素がぎっしりで、たとえば
ストーリーがしっかりしている、分かりやすい、笑える。
なにより、映画のなかに、「メッセージ」が込められている。
(「小林サッカー」のメッセージは、「少林寺拳法をやろう!」だった。)

そして、今回のカンフーハッスル。
原題は「功夫」。「カンフー」だけ。(ハッスルは日本の配給会社がつけた)
日本の会社が、コメディーぽく宣伝していて、確かに笑える箇所もあったけど、
そうとう真剣なカンフー映画だった。

「酔拳」とか「少林寺」などの、一昔前のカンフー映画を思い出した。
実際、映画には、達人の見せ場がいっぱいあるけど、
その達人たちは一昔前のカンフー映画で大活躍していた俳優さんたちらしい。
めっちゃ、かっこよかった!
この映画を観て、かっこいい〜のは、チャウシンチーではなく「カンフー」なのだ。

そういう見せ方が、オットコ前だと思う。

インタビューで、「一番なりたいのはカンフーの達人。俳優はその次」と言っていた。
だから、映画にこめられたメッセージもクリアなんだと思う。

いい仕事しているなあ。かっちょいい。


posted by Aiko at 12:37| 大阪 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 本・映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする