2005年06月15日

社長のAさん

7月1日付の人事(役員)異動の発表があり、社長のAさんが退任されることになった。
7月からは、社長ではなく一取締役となる。

異動の発表のすぐあと、社長メッセージが出された。

自分はこの9年間、事業の発展と社員の成長のために邪魔になっているものを
すべて取り除いてきた。
それが自分の仕事だった。
そして最後に残ったのが、自分の存在だった。

自分がトップにいることで、社員は自分を頼るようになってしまった。
自分自身が社員の成長を邪魔していることを感じ、退くことにした。

自分は社長を次期社長にだけ引き継ぐのではない。
社員のみなさん一人ひとりに引き継ぐ。


その社長Aさんがいた9年間、会社は劇的に変化した。
共通の価値観が無いところに、価値観を作った。
ヒエラルキーのある組織をフラットにした。(役職もすべて「さん」で呼ぶ)
社員一人ひとりが主役になる風土を作った。
社員に「生き方や哲学を学べ」、とたくさんの本をすすめてくれた。

とてもすごい方なのに、とても身近な方である。

まだ退社をしたわけではないが、
この異動の発表があって3日たった今日、ようやく実感が湧いてきた。
情けないけど、やはり私自身、どこかで「Aさんがいるから大丈夫だ」と思っていたことに気づいた。

もう、これからはAさんに頼れない。
私も一人の社員として、大人として、
「社長」の気持ちでいろんなことを決めていこうと思う。

今まで、私は受け身だった。
そのスタンスを変える時期が来ているのかもしれない。

Aさんが社長としてきてくださった9年間、同じ会社に所属して
Aさんの生き方を学ぶことができたことは、とても恵まれていることだった。

ほんとに大切なものは、無くなってからいつもその大切さに気づく。
大切な人を大切にしながら、
同時に、その人に頼りすぎないことも大事なのだ。

自分の成長のために。

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2005年05月30日

スタディツアー

5月中旬から下旬まで、タイのバンコクに出張した。

<バンコクは大阪よりもずっと都会です>
DSCN4991.JPG
その出張の目的は、タイの現地法人の会議への出席とスタディツアーへの参加。

スタディツアーの目的はこの二つ。
@タイにおける「共生」(いかに共に平和に暮らすか)を学ぶ
Aタイという国のフレキシブルな教育制度について学ぶこと

私が勤める会社の顧問をしているC先生がボス。
会社から4名が参加。
1週間のプログラムは、タイの多種多様な学習現場を訪問し体験すること。

私は、タイにいた1週間で「日本基準」を知ったように思う。
どうやら日本では当たり前のことでも、タイでは当たり前ではないらしいということを目のあたりにして、自分の中の「日本基準」を感じた。

例えば、
日本ではすべての子どもたちが学校に通って読み書きを学べる。
タイでは貧しい家庭の子どもや、少数山岳民族の子どもたちの中には、学校に通えない子がまだたくさんいる。学校に通えることは彼らにとって喜びだ。

<チェンマイ市郊外にある学校の子どもたち>
DSCN5137.JPG

どっちが良いとかではなく、「日本の状況が当たり前ではない」と知ることに、大きな価値がある。

この体験からもっと大きな一歩につなげなくてはならない。
今回の出張のミッションも、日本に帰ってきてから始まるようなところも大きくて、
かなりプレッシャーだ。

でも本当に、参加できてよかった。
ドリアンも食べたし。

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2005年04月17日

思考のイノベーション

最近、「イノベーション」について考える。

今、自分の部署の仕事に加えて2つのプロジェクトに関わっている。
しかし、一緒に動くメンバーが違うし、ミーティングも山ほどあるしで、毎日いろんなことが起きて頭が混乱していた。

そんなとき、ある人の紹介で、ピーター・ドラッカー氏名言集「変革の哲学」を読んだ。
頭の中が一気につながっていくような気がした。

その3つの仕事は、仕事の対象は違うものの、やっていることは「変革」つまりイノベーションを起こそうとしているのではないかと思う。
しかもそれは「人と組織のイノベーション」。

イノベーションはそのまま訳すと「発明」だけど、
ここで言うイノベーションは「変化」に近い。
しかもただ変わるだけではなく時代の変化に対応するために「変化」するので「変革」と呼ばれている、
と理解している。

私たちが知らなければならないのは、この時代の変化のスピード。
そして、これからの30年間が、明治維新に匹敵するほどの変革期だと
言われていること。
一部には、「世界観」や「哲学」でさえ変わるだろうと言われている。

例えば、江戸時代の日本には「藩」があり、人々は他の藩にさえ自由に行く事はできなかった。人々の「世界」は「藩」だった。
そして明治維新が起きて、人々の視野は「日本」という国まで広がった。
「○○藩人」という意識が、「日本人」という意識へと変わった。

これからの時代、インターネットの普及にともなって私たちの活動範囲は日本だけに留まらなくなるだろう。すでに国境に関係なく活躍する人は山ほどいる。

ということは、
→英語はこれから必ず必要になる。
→競争の範囲は「世界」になる。
→お互いの違い、宗教、文化、民族、慣習の違いを受け入れることがますます必要になる。

などなど、まだまだ、色んな事が予測される。
自分にとっての当たり前が、翌日には当たり前ではなくなっていく。

それらの時代の変化を「ピンチ」ととらえるか、「チャンス」と捉えるか。
チャンスと捉えたとき、必要になるのが「イノベーション」だ。

「イノベーションの本質」(野中郁次郎氏著)には、サントリー、本田、デンソー、キャノンなどのイノベーション事例が紹介されている。
特筆すべきは、イノベーションを起こすのは、機会でもコンピューターでもない。
「人」だということ。

知る→動く→感じる→もっと知りたくなる→知る
知識と実践。
成長。


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2005年03月19日

負けないぞ

世の中は明日から3連休。私は残念ながら休みはない。
仕事が一日半。診断士としてのお仕事が一日半。

今週、出張や終日研修が入ったりで仕事が押した。
それで残業をしたので体が疲れている。
ゆっくり寝たいけど、、、まだ寝られない。
それで自分を奮い立たせるためにこのブログを書いている。

ゆっくり書きたいメールも、読みたい本も、見たい映画も
明日の準備が終わってからだ。
頭はずっと動いていて、心はくるくると高揚したり落ち込んだりしている。
体は疲れた。休みたい。マッサージにいきたい。

でも負けないぞ。
今の自分のやるべきことは、かならず私の「夢」につながっている。
そのために神様がくれたプレゼントなのだ。

この環境に感謝して、
今日一日を思いっきり生きよう。

”Yesterday” belongs to the history.
”Tomorrow” belongs to the God.   
But ”today” is mine.

「昨日」は歴史の一部。
「明日」は神様のもの。

でも「今日」は私のもの。
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2005年02月09日

アイデアをアクションに

先日、C先生とご一緒する機会があった。
C先生はユネスコで30年間、世界中の識字運動に尽力されてきた。
今は私の勤める会社の顧問をしてくださっている。
実績やキャリアはとてもすごい人なのに、とても穏やかで気さくな方。
私はいっぺんで大好きになってしまった。

それは飲み会の席だったので、その場にいたメンバーで
ひとしきり将来あれがしたい、これができたらいいね、という話に花が咲いた。
そのとき、C先生が言った。

「思いつくことは誰でもできる。
大切なのは、アイデアをアクションに移すこと。
それができる人がリーダー。

アイディアをアクションにしてください。
アクションにつながらないアイデアは意味がありません。
そして、みなさんにはそれができるんです。
やらなくてはいけないんです。」

深くハリのある声で、ゆっくりと言った。
それが、心に深く響いた。

ビジョンを達成するために、まだまだやらなくてはならないミッションが沢山ある。
自分は、それができると信じているだろうか。
そしてどれくらいアクションに移せているだろうか。

自分がアクションに移せていないせいで、苦しめている人はいないだろうか。

自分の次の課題だ、と思った。
力を信じること、アイデアを行動に移すこと。
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2005年01月14日

だれかのために

今日、仕事中に思った。
自分が一番嬉しいときって、どんなときだろうか。

たくさんお金がもらえるとき?
自分が楽になれるとき?
人からほめられるとき?

私の場合、いっちばーん嬉しいのは、誰かを喜ばせることができたとき。
「この人のために」と思えたら、照準がカッチーンとその人に合って、
その人が喜んでくれるために、ありとあらゆる手段を尽くそうと決める。
自分でも信じられないようなパワーが出てくる。

今日、仕事の中でそれができることを実感した。
しかも、自分一人ではなく、チームの全員で一致団結してそれができる。
みんなの気持ちが一つになって、喜ばせたいその人へのプレゼントをヒューっと準備する。そんな感じ。

まず「それ、やりましょう」とリーダーが言う。
そしてメンバーが、ベストの方法は何か、アイディアを出し合う。オープンに正直に。
プランが決まる。
役割分担をする。
スケジュールを決める。
具体的に動く。

動き始めたときのチームメンバーたちは、すっごくかっこいい。

お互いに中間報告をしながら、サポートし合って進めていく。
いよいよアウトプットが近づく。

誰かの喜ぶ顔が見え、喜ぶ声が聞こえる。
それを見て、聞いて、チーム全員でバンザーイと喜ぶ。
リーダーがメンバーをほめて、メンバーがリーダーをほめる。

冬休みが明けたとき、メンバーの一人が言ってた。
「会社にくると元気になるね」

会社の財産は「人」だとよく言う。
人生にとっての財産も「人」だと思う。
私は、誰かのために働き、誰かのために生きる。
もちろん、自分のためでもある。

そんなにたいそうなことじゃないけど、
ほんとに小さいことだけど、
今日は素直にそう思った。


posted by Kokoro at 23:01| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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