2005年08月16日

子どもの力

8月3日から17日まで、横浜でのキャンプに参加した。

「世界を感じる10日間」イングリッシュ・イマージョン・キャンプである。
「イマージョン」とは、「どっぷり浸す」という意味。

小学生4年〜6年生が10日間、留学生リーダーと一緒に、英語だけで生活する。
今年で5回目を迎える。
いつものように、オールイングリッシュ、毎日がディズニーランドよりも楽しく、
笑いあり、涙ありの10日間。
今年もなんとか、事故もケガもなく、大成功で終えることができた。
よかった。

私は今回、生活面のサポートスタッフだった。
2日目の夜、ある女の子がホームシックになった。
その子は夜に「眠れない」と私たちスタッフの部屋にきた。

「どうして眠れないのかな?」 
「わからない」
「いつもどうしてるの?」
「お母さんと一緒に寝ている」
「じゃあ、一人で寝るのは初めてなんだ。」
「うん。」
「○○ちゃんは、どうしたい?」
「・・・・・・」(5分くらい考えて)「もう一度、一人で寝てみる」
「そっか、がんばってみる?」
「うん。」

その後、30分くらいして、その子はまた戻ってきた。
やはり胸がドキドキしてダメだったという。
結局、その日はスタッフの部屋のベッドで寝た。
そして、その翌日からは、自分の部屋で寝られるようになった。

その子は一回目のチャレンジではダメだったけど、翌日からは一人で寝られるようになった。
私たちスタッフは、何もしなかった。ただ見守っていた。
その子が自分で考えて、自分で決めた。

私は、この子はえらいな、と思った。
自分がしなくてはならないことをちゃんと分かっているのだ。
例えば、「一人で眠らないといけない」とか。
ちゃんとわかっているけど、すべてが初めての経験の中で、できないときもあるのだ。
だから怖いけどチャレンジして、最後には見事に乗り越えたのだ。

本当に子どもたちはすごい!

この10日間では、子どもたちにとって、英語を使うことも、友達とうまくやっていくとこも、すべてがチャレンジ。
しかし、子どもたちの中にはちゃんと「自分は○○ができるようになりたい」という気持ちがある。
だから何か問題がおきても必要以上に心配する必要はなくて、まずはその子を信じてあげたい。お腹が痛いとか、眠れないというのは(本当に病気のとき以外は)何かのサインなのだと思う。「自分は今チャレンジしようとしているから、助けて。励まして」というサイン。

周りにいる大人がその気持ちを奪ってしまわないように、その子の心を理解してあげたい。
その子の力を信じること。
「だいじょうぶ、できるよ」と言ってあげること。
かかる時間も一人ひとり違う。
できるようになるまで待ってあげることも大切。

きっと子どもたちだけではない。
大人もそうだろう。
みんな自分なりのベストを尽くして、それぞれの人生を生きている。

そういう視点で周りを見たら、みんなすごい人に見えてきた。

また一つ、大切なことを子どもたちから教えてもらった。

posted by Kokoro at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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