2007年08月27日

今年も8月9日〜18日の10日間、English Immersion Camp が無事に終わった。

キャンプ後、父が入院したという知らせが来た。
持病の3度目の発作。
翌日、会社に休みをもらい宮崎へ飛んで帰る。
キャンプが終わっていてよかった、と頭の片隅で思った。

病院へ直行すると、父はベッドの上で眠っていた。
命に別状はなく、意識もあり、受け答えもできる。
看護婦さんに名前を聞かれて「まーくん」とか「ブラッド・ピット」などと答えていた。
いつもの父だったが、後遺症は今までで一番重そうだった。

そんなときにまた、実家では台所のリフォームをしていて、毎日大工さんが家に来ていた。
その大工の親方は、父の古くからの友人でのみ友達。
『マーくん』&『よしちゃん』の仲だ。
今回のリフォームも、随分無理をきいてもらっているらしい。

親方は、入院の日以来、毎晩、父を見舞ってくれていた。

ある日、父が工事のお礼を言うため、病院のベッドの上から親方に電話をかけたことがあった。
私はそのとき、病院で父につきそっていた。
力のない声で「よろしくお願いします」と父がいうと、電話の向こうで鼻水をすする音がした。

そのとき家にいた妹によると、親方は涙を必死でこらえていたそうだ。

あらためて、父をすごい人だと思う。

小さい頃から家はもらい物で溢れていて、それはたいてい父の友人の方々からの贈り物だった。
でも取引先や形式上のものとはちょっと違う。ギョウザを作りにきてくれるSさんとか、なぜかいつも植木や鉢植えをくれるKさんとか。
今回のように台所のリフォームをしてくれるK親方も。

「お父さんは友達が多いなぁ」と思っていたけど、自分が大人になって、よくわかる。
父はただの友達ではなく、本物の人脈、マサノリネットワークを自然に作っていたのだ。

昔からあった商売人同士の持ちつ持たれつで、
お互いの生活を思いやり、家族を思いやり、お互い自身を思いやってきたのだと思う。

父はすごい人だ。一人の大人として。人間として。
今回の帰省で、それをとても強く感じた。

今回の父の病気は、家族一丸で取り組んでいかなくてはならない。
父と同じくらいすごい母を、サポートしていこうと思う。
posted by Aiko at 00:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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