2005年01月22日

おかえり

今日、スリランカに帰省していた同僚が日本に帰ってきた。
私たちはチームのみんなで、彼を空港まで迎えに行った。
もちろん、本人には内緒で。

彼の名前と写真を大きく貼った大きな大段幕を手に持ち、
到着時刻から待つこと30分、カートを押しながら彼が出てきた!

「Hey!!!!! Welcome back!!!!!!」

大騒ぎする私たちを見て、ぎょっとする彼。
そして「なんでここにいるの?」「信じられない」といいつつ嬉しそうな顔。
でも、本当に嬉しいのは私たちだった。

彼とハグしながら、「おかえり。がんばったね。」と言ったら、
彼は「うん、がんばったよ」と言った。
1ヶ月ぶりにみる彼は、一回り大きく見えた。

津波の被害を受けて、彼の住む町や近郊はたくさんの人が亡くなり、家を失った。
そんな中で、彼は自分の家族だけでなく、周りの人たちのために働いた。
お医者さんと一緒に、支援キャンプへ行き、英語の通訳もやった。
スリランカ最大のNGOの代表者に会い、日本からの募金が正しく使われるよう、
募金先の交渉役も買ってでた。

本当につらく、苦しい状況だったと思う。
でも彼は、自分を励まし奮い立たせて、周りの人を励ました。

「自分が役に立てることがとても嬉しかった」と言う。
とてもとても強くなっていた。
彼の目は以前よりもさらに優しく、悲しくなった。
それだけ、悲惨なものを見て、感じて、乗り越えたことがわかった。

彼を一緒にいると、自分は無力だと感じる。
彼の純粋さにすいこまれて、自分まで透明になっていくような気がする。
人生は過酷だけど、
人生は素晴らしい。
どうしてこんなに素晴らしい人に、こんな困難が起こるのだろう。

彼はいつか、きっと夢を実現するだろう。
私は彼をずっとサポートしていこうと思う。

posted by Kokoro at 00:00| 大阪 ☁| Comment(6) | TrackBack(0) | 小確幸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も、“おかえり”をうれしく(そして、同時になんか悲しく)、読ませて頂きました。私たちの想像もつかない現実を目の前にして、ご自身の出来る以上のことをされてきたのでしょうね。その悲しい現実の深さは想像できないですが、その彼を励まし、温かく迎えてあげる皆様が、彼にとって、どんなに心強いか、どんなにうれしいか、わかるような気がします。きっとこれからも、みなさんがそれぞれ、そして、みんなが協力して、支援の動きをされるのでしょうね。ありがとうございます。すごくすごく、こちらも、こころ温かにさせて頂きました。ありがとうございます。yoo
Posted by yoo at 2005年01月25日 08:19
Posted by 山下寿美 at 2005年01月25日 15:00
はじめまして。
山下寿美です。お友達が「寿美ちゃんと相通じるところがある」と紹介してくれたので、初めて見ました。
確かに!!思いや考えている事、コンセプトが同じだと感じました。
うれしいです。ぜひわたしのHPも見てください。
Posted by 山下寿美 at 2005年01月25日 15:03
yooさん、コメントありがとうございます。
人生に起きる出来事は、いつも私たちに何かを教えてくれますね。今回も、心の置き所を考えました。どんなときも、一番大切にしたいのは「人の心」であり、「人とのつながり」だと感じています。これは、yooさんからも教えていただいたことです。ありがとうございます。
早起きの会もがんばらないと・・。(私は今月は落ちこぼれです)
Posted by riverfield at 2005年01月26日 00:20
山下さん、コメントありがとうございます。
HPのURLを教えていただけると幸いです。
(お名前からはアクセスできないみたいです)
Posted by riverfield at 2005年01月26日 00:23
ご無沙汰しています。だいぶ前に、通りすがったものです。
実は、山下寿美さんにこちらのページを紹介したのは私です。
寿美ちゃんがミスったままになっているようなので、またおせっかいですが、寿美ちゃんのHPアドレスをお知らせいたします。
http://www15.ocn.ne.jp/~little/MyPage/menu0.html

↑これで大丈夫かしら?念のためコメント欄のHPアドレスにも打ち込んでおきました。

初めてこちらへ来て以来、時折、拝見させていただいておりました。
勉強になること、見習うことが多くて、私もステキな女性になろう!と、心に誓っております。
Posted by えりちゃん at 2005年02月08日 20:56
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