2005年12月25日

人の歴史

久々に老人ホームのボランティアに行った。
引っ越しでちょっと遠くなったので、「時間かかるかなあ」と思ったら
自転車で10分くらいしか変わらなかった。(でも寒かった)。

今日はホームでクリスマス会もやっていて、たくさんの人が1階に降りてきていた。
ほとんどの人が車イスだが、数人はコロコロを押しながらゆっくり歩いている。
そのコロコロ組の一人のおばあちゃんの隣に座った。

挨拶をして、おいくつですか?と聞いた。
「私は日露戦争が始まったときに生まれたんや」という。
えっとー、ということは、御年100歳!
そうしておばあちゃんは、話し始めた。

自分が生まれたとき、お父さんが役場に届けにいったら「この戦時下に女の子とは何事か」と言われた。女で何が悪いのか。女がいなければ子どもは産めないではないか。

若いころ、大阪の船場に奉公にでた。
あんた船場って知っているか?

本当は小学校の先生になりたかった。けれど応募に間に合わなくてなれなかった。

結婚して子供が4人できた。
名前は上から○○、○○、○○、○○・・・・。

「はい」、「はい」、と相づちをうち話を聞きながら、一人の人の歴史を感じた。
このおばあちゃんは100年の日本の移り変わりを見てきた人なのだ。

そのとき、サンタの格好をしたホームの職員さんが目に入った。
おばあちゃんは、
「あの人(サンタ)は、クリスマスのときにくるんやろ?
こんなんは、ここ20年くらいやろ?」と言った。

20年前はおばあちゃんは80歳。
日本にサンタが出始めた頃、おばあちゃんはすでにおばあちゃんだった。
うーん。。。すごすぎる。

ここで会う人たちは、ほとんどが「長生きはせん方がええ」と言う。
つらいことの方が多かったから。

でもきっと寿命は自分では選べない。私は何歳まで生きるのだろう。
どう生きるればいいんだろう。

そんなことを思いながらの帰り道だった。
posted by Kokoro at 00:00| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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